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 青森−2013年6月21日(金)


私事ですが、6月21日は母の90歳の誕生日です
今回母を一人置いてくるのはとても悩みました。
でも私も動けるうちに行けるところには行ってみようと、クルーズに参加する決心をしました。
朝一番、忘れない内に自宅に電話を入れました。
「お母さん、90歳おめでとう!」
  「あら、忘れとった!はい、はい、どうもありがとう!」
とても簡単な会話でしたけどね。
11日間、一人なので、ちゃんと食事をしてくれればいいと願っています。

青森で迎えに来てくださったタクシーの運転手さんは女性でした。
青森訛りがいい雰囲気でした。
このタクシー会社は150台ぐらいある大きな会社らしいのですが、女性運転手が12名もいらっ しゃるそうです。女性の勤務は、昼間に限定されているので働きやすいということでした。
その中で観光の資格を持っているのはこの方だけだそうです。

最初に連れて行ってもらったのが三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)
青森市大字三内字丸山にある、縄文時代前期中頃から中期末葉の大規模 集落跡。沖館川右岸の河岸段丘上に立地する。2000年に国の特別史跡に 指定。遺跡跡には住居群、倉庫群のほか、シンボル的な3層の掘立柱建物 が再現されており、資料館もある。2009年8月現在、青森県教育庁文化財保 護課三内丸山遺跡保存活用推進室が発掘調査を行っている。
ウィキペディアより

中は少しかび臭いそうです。
左のやぐら、近づくとと ても太い木が使われ ているんです。

重機も無い縄文時代 に、いったいどうやって 運んで、どうやって組 み上げたんでしょう?

青森と言えば「ねぶた」
ねぶたの家「ワ・ラッセ」に行きました。
2011年1月にJR青森駅の海手にオープンしたばか りのとてもモダンな建物です。
中も広いですよ。
毎年祭りで使う「ねぶた」は毎年新しく作りかえる ので、展示物も毎年入れ替えるそうです。




棟方志功記念館

中は撮影できませんので、庭の写真のみ掲載します。

ここまでで、3時間の観光が終わりました。
仲間の一人が、「これからどうする?物産館に降ろしてもらって買い物したり、お昼ご飯食べ たりする?ラーメン食べたいよね。」と言いました。

ところが私、もう連日の観光疲れしていて、早く船に戻りたかったんです。
「ごめん、私は船に戻りたいから、3人で行ってきて。」と言って一旦タクシーで船まで行っても らいました。
物産館までは歩いても行ける距離だったので、ほかの3人は、またすぐ出かけました。

Assist me Open the door!

私も昼食がまだでしたので、14階のブッフェレストランに行きました。
料理はスタッフがついてきてお皿に取ってくれます。
テーブルは混んでいましたので、あるご夫婦と相席になり、おしゃべりしながら食べました。

さてここからが問題です。ロシアのコルサコフの日は、結局一人にはならなかったの で、ドアの開閉には困らなかったんですが、今日は一人です。

まず8階のエレベーターホールに降りて、電話を探します。
ありました。壁の結構高い位置に取り付けられています。
受話器を外して、持ちながら5000番を押す・・・身長143センチの私には大変な作業です。

「ジャパニーズ プリーズ」と言って日本語で対応してくださるようお願いします。
しかし、相手は外人です。
「ドアを開けられないのでAssistしてください。」と言いました。
案の定、相手はドアのかぎがエラーになっていると勘違いしています
なんど説明しても、同じなので「日本人に代わってください。」と言いました。

やっとフロントのスタッフが、「部屋の前に係りが行きますので。」と言ってくれました。
部屋の前で待つこと約7分。制服着た男性が来てくれました。
カードキーを鍵穴に入れます。緑のランプがつくと正常です。
もう一度やってみます。

どういう意味か分かりますか?
船のスタッフは「カギは正常だ!ちゃんと開くじゃないか!」と言いたいんです。
「ドアが重くて開けられないんです!」
なんでこんな簡単なこと、英語でしゃべれないんでしょう!
私、高校時代ESSだったんですけどね。
最後のジェスチャーで分かったらしいです。ドアを開けてもらうだけでかなりの労力でした。


修学旅行の小学生も来ていました。

ねぶた師の系譜
中がどうなっているのか一部見える ようにしたもの。

青森市物産館(左の三角の建物)
ほかの3人が食べたらしいラーメン