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午前8時、今日は5階のダイニングに行って、和食を食べました。
おかゆと焼き魚はおいしいんですが、梅干し、白菜の漬物、たくあんがあり得ないほどの塩辛
さです。日本茶はティーパックですが、なかなか出ません。
あー!おいしくて渋いお茶を飲みたい!
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部屋の様子を説明しましょう!
最初から、バリアフリー対応の部屋を予約しました。
室内は車椅子が回転できるぎりぎりの広さですが、ソファやテーブルはありません。
作り付けのデスクは外国人仕様なんでしょうか、高さが80センチもあり、まず椅子に掛けて文
字が書けるレベルではありません。(自宅のデスクが高さ68センチです。)
小さな冷蔵庫があり、ミネラルウオーターやお茶、ジュースなどが入れてありますが、すべて
有料です。
デスクの横にクローゼットがあり、洋服だけなら20着は余裕で掛けられます。
クローゼットの棚には金庫が置いてあります。4桁の番号の後に#を押して施錠します。
船の中ではお金は不要なので、お財布とユミコさんは自宅の鍵を入れました。
「これなくしちゃうと、家に入れなくて惨めだもんね。家族の帰りは遅いしさ!」
テレビは天井近くに備え付けてあり、首が痛くなります。
電気製品の差し込みが多種多様4種類ぐらいあり、日本仕様は1か所しかありません。
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バスルームが私にとって一番の問題でした。
飛鳥Uでは日本人向けに作られたため、すべての客室にバスタブがついていました。
しかしこの船は一部のスイートルームなどにしかバスタブはありません。
まず洗面台。デスクよりも高くて85センチありました。車椅子に座って試してみましたが、洗顔
も歯磨きも全く届きません。
私は立って使いましたが、それでも高過ぎ!車椅子しか使えない人はどうするんだろうと思い
ました。
トイレは高さは普通ですが、シャワートイレはやはり日本だけなんですね。シンプルなトイレで
した。
さて一番心配だったシャワーブース。これが悩みだったので、クルーズは参加するまいと思っ
ていたくらいです。壁に折り畳み式のベンチがあって、そこに腰掛けてシャワーを使います。
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高さ85pの洗面台
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ベンチ式のシャワーブース
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乗船前、シャワーは固定式と聞いてショックでした。そんなの使えないよと思いました。
一般の部屋は固定式なんですよ。でもバリアフリー対応の部屋はハンドシャワーでした。
シャワーすんでからがどうするか!床が濡れているので松葉杖を使うと滑ってけがします。
それでぎりぎりまで車椅子を近づけて置き、シャワーカーテンを引いて車椅子が濡れないよう
にして、用心深く乗り移りました。10日間、けがしないで乗り切れるのか!!
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バスルームのドアを閉められない!!
車椅子が通過できるようにするためドアの幅が85センチほどあります。
日本の車椅子対応のドアはすべて引き戸ですよね。
でも船は重いドアなんです。どんなに手を伸ばしても、中からは開けたドアノブに手が届きま
せん。結局同室のユミコさんに使用するたびに閉めてもらうしか手がありませんでした。
これが10日続くと結構ストレスがたまります。
飛鳥Uではどうしていたかと考えたんですが、ドアの真ん中にもう一つドアノブがつけてあった
ような気がします。こんな苦労はしませんでした。
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入口のドアも止まりません。
ドアをまず開けて車椅子を通過させないといけないのですが、ドアを止めるものがないので、
簡単には出入りできないんです。困っていたらルームサービスの方が掃除用のドアストッパ
ーを貸してくれました。
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オフ会に出席しました。
ユミコさんはクルーズに参加する前、「クルーズ掲示板」というサイトをずっと閲覧していまし
た。その中のある夫婦が「プリンセスクルーズで6月15日9時頃オフ会をやりますので、何か
赤いものを身に着けて、船のこの場所に集まりませんか?」と呼びかけていたんです。
私は赤いものはなかったんですが、4人で行ってみました。
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12名集まりました。 |
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<Aさん夫婦>・・・掲示板で呼びかけた方。40代ぐらいに見えましたが、まだ現役でクルー
ズが大好きで、お休みを取って参加されてる大阪在住の方。
<Bさん夫婦>…御主人が外国人かと思われる方で、病気で声を無くされています。奥様と
安価なクルーズを探して参加しているそうです。外国人ばかりで日本人が自分たちだけだっ
たこともあるそうです。食事もよくわからないで適当に頼んだそうです。
<Cさん夫婦>・・・「私が長崎から来ました。」と言ったら、
「この前長崎に行きました。長崎の方は親切ですね〜。」とおっしゃたので、
「そうですね、道を聞かれたらそこまで連れて行ってくれるでしょ!」
「そうなんです、まだ仕事中のサラリーマンの方が、目的地まで連れて行ってくれました。もう
びっくりです」
長崎人を褒められてうれしかったです。
<Dさん夫婦>・・・ご主人が建設現場の事故で頸椎損傷して、首から下がマヒした方。
クルーズによく参加されるそうですが、バスに乗れないので、船の中で過ごすか、港の近くを
散策されるのみだそうです。でもリハビリを指導してくれた方がとても良くて、手が少し動くよう
になって電動車椅子が使えるようになったそうです。
小樽ではその方に会いに行かれるそうです。
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昼食後、何もやることがなくて昼寝してました。昼寝なんて自宅ではほとんど無いことです。 |
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今日のドレスコードはフォーマル。
私は、洋服なので着替えは10分で済みますが、あとの3人は着物に着替えます。
ここに来て感じるんですが、自宅と違って、あるべきものがあるところに無いので、探して回っ
て何をするにも2倍の時間がかかります。
和服の着付けのときはなおさらで、「あー自宅より時間かかる〜」と言って嘆いていました。
鏡はクローゼットの裏にありますが、扉が動いてしまうので、着付けがしにくいんです。
別室の二人も、着付けを手伝いに行ったら、もう済んでいました。
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今日は7:00pmよりキャプテン主催のウエルカム・パーティーです。
シャンパンレセプションとウオーターフォールに和服の友人3人は参加しました。
シャンパングラスを積み上げているところです。
この後、ウオーターフォールに参加したい人の行列が出来ます。
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私は上のほうから見学しています。 |
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キャプテンの挨拶が始まります。 |
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7:45pmよりディナー。
皆さんすごくおしゃれして来ていましたよ!
普段なかなかこういう服を着る機会がないんですものね。
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和食もあります。
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窓はありますが、私たちの部屋には
ベランダはありません。
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鏡の横に備え付けのドライヤーがあ
りますが、結局フォルダーから外せま
せんでした。
自分のを持っていきましたけどね。
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バスルームのドアはやはり引き戸じ
ゃないと使えないと思いました。
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オークション用の絵画
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お互いに初対面です。 |
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ご主人、外国の俳優みたいでした。
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鹿児島から奥様といらっしゃいました |
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おしゃれしたときは背景のよさそうな
ところで一人ずつ記念写真です。
クルーズ専属のカメラマンも待ち構え
ているんです。
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ベストショットですよ!
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