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乗船当日、埼玉の二人は、娘さん運転の車で横浜港へ。私は電車で栃木から来たノリコさん
がホテルまで迎えに来てくれて、タクシーで横浜港大桟橋ターミナルへ。
ここで車椅子レンタルの会社の方と会いました。飛鳥Uでは障害者には船にある車椅子を貸
してくれて、そのまま観光にも出られたんです。
しかし、今度の船は「車椅子は、自分で用意してください。」との事。
普段使っていませんので横浜港のすぐ近くに事業所がある、介護用品を扱っている会社から
レンタルすることになりました。
レンタル料1か月で2千円とのこと。持ってきてくれて、返す時も来てくれるとのこと
1か月で2千円は安いと思いました。
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長崎の松ヶ枝港の客船ターミナルも最近新築されてきれいになったんですが、横浜港のは大
きい建物ですね〜。
もう乗船客でごった替えしていました。
埼玉からはご家族が3人も付き添いで来ていました。客船を見たかったんでしょうね。
私たちは旅行会社のブースで受付をして、税関の手続き。外国船なので乗るときからパスポ
ートが必要です。
それが済むと別のブースに案内されます。
ロシアのコルサコフにも寄港するのですが、そこでの予定を聞かれます。
私には、「船は岸壁に接岸できず、ボートで入国するので乗客の安全を考慮し、障害者の方
は下船できません。」と事前に手紙が来ておりました。
あとの3人はショアエクスカーション(観光)に参加することにし、19.5ドルの”ちょっとだけ観
光”を申込みました。
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そこまでやってやっと乗船。
乗船口は2か所。1か所は階段ですが、もう1か所はスロープでした。もちろん私はスロープで
入れてもらって、そのまま客室まで案内されました。
客室はバリアフリー対応の8階の部屋。飛鳥Uには4部屋しかありませんでしたが、この船
はもっと多くて30部屋ぐらいあるようです。(旅行費用は同じです。)
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D311という部屋の前で右のクルーズカードで部屋を開けようとしましたが、エラー。同室のユ
ミコさんのもエラーで、ルームサービスの方のカードで開けてもらいました。
クルーズ期間中、私のカードは5回エラーになり、そのたびにパッセンジャー(フロント)に下り
て処理してもらわなければなりませんでした。結構、面倒!!
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もう2時になっていましたが、ブッフェレストランで昼食。ちょっと味付けが塩辛いのに閉口。 |
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3時40分から早速、避難訓練ですって。部屋に戻り救命胴衣を持って、指定された場所に集
合です。ユミコさんが車椅子を押しながら救命胴衣を2人分持つことは不可能です。
ルームサービスの男性が迎えに来て、手伝ってくれました。
本当に避難するときはきっとスムーズには行かないな!その時は、エレベーターも使えない
わけですし。救命胴衣のつけ方、避難の仕方の説明が長くて眠くなりました。
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部屋に戻り、荷物を出してクローゼットに入れます。
ユミコさんは和服を着ることを趣味にしていますので、たくさん持ってきていました。
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夕方5時、いよいよ出港です。飛鳥Uではデッキでシャンパンを飲みながらテープを投げて見
送りの人に挨拶をしていましたが、そのような行事は全くありませんでした。
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夕食は2部制で時間が決められています。500人ほど入れる大きなダイニングが二つあり、決
められた時間、決められたテーブルで食事をしなければなりません。
私たちは5階のダイニングで7時45分からでした。
自宅では毎日5時半から夕食。7時45分からの食事はつらい!!
私以外の3人は、早速和服に着替えます。
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近くの5つぐらいのテーブルはクルーズ中、同じウエイターが担当になります。
右の写真のエスティヴァンさん、私たちの担当でしたが、日本語は片言。でもジョークが効い
て、楽しい人でした。
メニュー(日本語のメニューなんですが)を見てもどれがいいのかわからないときは、「エスティ
ヴァンのお勧めは?」と聞いたら教えてもらえました。
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さて今日はいろんなことがありました。お風呂じゃなかった、シャワーを浴びて休みましょう! |
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もう2時になっていましたが、遅めの
昼食です。
ハム・ソーセージが塩辛いです。
高血圧の方注意です!
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乗船最初の行事が鏡割り。
日本人客を意識した行事なんでしょう
ね。
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一人に1枚与えられるクルーズカー
ド。部屋の鍵にもなり、身分を証明す
るものでもあります。
船内の買い物はこのカードを提示し
てサインすると、クレジット決済されま
す。
上下船の場合もスキャンして管理し
ています。
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重ばりすぎて、これを身に着けて車
椅子に座っている事はほぼ不可能!
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私たちのテ-ブル担当のウエイター
エスティヴァン
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