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洗濯騒動記
クルーズ4日目になると、そろそろ着替えを洗濯しなければ、下着の替えが無くなります。
しかも今日は終日航海日で、誰もが洗濯したくなるはずです。
この船は5階、６階と８階から１２階まで客室があるのですが、多い階だとワンフロアに約240
の客室が並んでいます。それなのに各 階のランドリー室にはたった２台の洗濯機と乾燥機が
あるだけなんです。
私たちは乗船前にそれを聞いていましたので、「４人一緒に洗濯しましょう、空いてなければ
夜中でもいいよね。」と話し合っていました。
ところがパッセンジャー（フロント）に問い合わせてみたらランドリー室はam8：00～pm10：00ま
でしか開いてないのだそうです。夜中の洗濯は無理だということになりました。
しかもここはすべて有料。洗剤、柔軟仕上げ剤、漂白剤がそれぞれ25セント。洗濯機と乾燥
機がそれぞれ２５セントコインで８枚必要です。
それもパッセンジャーで両替してもらわなければいけませんし・・・。結構面倒です。
私達は洗剤などはそれぞれ用意していました。
ランドリー室が開くまで、４人で朝食に出かけました。am8：00過ぎ、ランドリー室に戻ると案の
定１台は使用中、もう１台は洗濯物が入っているにも関わらずスイッチが入っていません。
他にも洗濯したい人が次から次に入ってきます。これではいつ洗濯にかかれるのか！
何度もランドリー室まで行ってみてやっと私たちの番が回ってきました。
洗濯機４０分、乾燥機40分かかりますので、入れたままほっとくわけにもいかず、部屋とラン
ドリー室を何度も行ったり来たり。
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比較して申し訳ないんですが、飛鳥Ⅱでは洗濯機と乾燥機、アイロン台がワンフロアに１０台
ずつぐらい並んでいてすべて無料でした。
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飛鳥Ⅱのランドリー室
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サン･プリンセスはクルーズ費用が安いので、有料なのは構わないいです。
しかし、もっと台数を増やしてほしいですね。そうしないと船内生活が楽しめません。
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友人はam9：30から「知床半島」に関するエンリッチメントレクチャーという講演があってそれに
行きたかったのに「こんな洗濯みたいなことに振り回されたくない！」と言っていました。
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そんなこんなで、やっと洗濯終了。
バスタブがあればそこで洗うこともできるのですが、固定式のシャワーですし、洗顔する洗面
台で下着を洗うのはちょっとためらわれますね。
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ちょうど洗濯の件でバタバタしているころ、択捉島と国後島の間を通過したようです｡
私は窓から少し、見ました。
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知床半島クルーズ
知床半島の周りをクルーズすることは、今度の旅の目玉になっていました。
私の仲間の３人は昼食後デッキに出てずっとそれを見ていました。
なぜ私も行かなかったかって？
とにかく寒いんです。車椅子に座っていると１０分ともちません。デッキへの出入りはドアが重
くて一人では出来ないので、自由がきかないんです。
彼女たちは「寒かった！でも感動した～」といって４時間後に戻ってきました。
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船の中って何もやることが無いんです。
ほとんど北海道周辺なので、テレビも普通に映ると思っていましたが、BSNHKがたまに映って
ニュースをやってる(英語で）以外は、ほとんど外国の放送です。
「あまちゃん」も「八重の桜」も見れなかったんです。
掃除はやってくれる、食事は作ってくれる、後片付けもしなくていい・・・
毎日忙しい人にとっては、よさそうでしょう？でもこれが疲れるんです。
船の中はいろんなイベントがあるでしょう？
-あるんですが、ダンス教室とかスポーツ教室が多いんです。映画と言えば「寅さん」とか
「釣りバカ日誌」なんかの古い映画をやっていました。後は英語の映画ですもんね。
そろそろ普通の生活に戻りたい。
まだ旅行の半分も消化していないのにそのようなことを思っている私でした。
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| 洗濯機と乾燥機がワンフロアにたっ
た２台ずつです。
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| 洗剤、柔軟仕上げ剤などの自動販
売機
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| 北方４島のいずれかです。 |
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| 上から見ていてもあまり周りを散らか
さないようにしてきれいです。
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金魚に見えますよね。
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| 赤ちゃんを抱いているのわかります
か？
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毎日各部屋に配られる船内新聞。
これをよく読まないと大事なことを見
逃すのです。
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ディナーが終わったとき、ウエイター
のエスティバンさんが、また「時計を
１時間進めるように言いました。
「OK！OK！昨日やったか
ら大丈夫！」と言って部屋に戻り
ました。４人ともです。
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「部屋に戻るとまた、昨日と同じ上の
ようなカードが入っていました。
賢い皆さんは何がおきたかわかって
きましたよね。
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