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傘鉾の飾物は虫かごの周りにキクとススキをあしらった。
輪は、黒ビロードに長崎在住の書家の大浦澄泉氏が揮ごうした町名を金糸の長崎刺繍で表現。

垂幕は、前日(まえび)と中日(なかび)は約160年前の日本三景〔松島、宮島、天橋立〕。後日(あとび)はミヤコキクを描いたものを使う。

奉納踊りは主に本踊をしてきた。自分勝手な推測だが、どこの踊町でも自分の所が一番と自慢する。しかし、五嶋町は本踊りを自慢できなかったから、龍踊に変更したとみる。

 

諏訪町や籠町、筑後町に続いて4番目の龍踊。
平成12年に初めて奉納。今回、従来の青龍に加え、白龍を新調した。龍の作り方も踊り方も滑石の大神宮の龍踊から学んだ。諏訪の町の華麗さ、籠町の豪快さに追いつくにはまだ相当の時間が必要か。

しかし、長崎観光宣伝隊の龍踊とは比べものにもならないくらい上手だが、「速さと高さと勢い」を目指しているという。だが、私の見るところまだ発展途上。



  



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