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飛鳥U 乗船体験記
三浦 こずえ

私たちの最初の客室はバルコニー付きのDタイプの客室でした。

ところが、ビジネスホテルなんかと同じで、バスルームが部屋の床よりも1段高くなっています。大きな客船なのでほとんど揺れないんですが、全く揺れないわけではないので、バスルームに入る時に転倒の恐れもあり、びくびくして使用していました。

車椅子対応の「ハンディキャップルーム」があることを知り、見学させていただきました。バスルームには段差が全くなく、とても広くとってあります。私にも安全に使えそうです。しかも今回は空室がありました。

そこで、旅行主催会社と飛鳥側の了解を得て、2日目の夕方に引越しをさせていただきました。
「Fステート」という客室なのでいままでよりランクとしては下の部屋でバルコニーもありませんが、ベッド周りのスペースが広くて行動するのに危険が伴いません。



(左写真)ハンディキャップルームの客室。ベッドのそばがかなり広く車椅子を置いてベッドに移ることが出来ます。

ベッド脇の引出しも他のより大きくたいていのものが入ります。

冷蔵庫やテレビも低い位置に設置されています。

部屋の中で車椅子の方向を変えることも可能です。

バスルームは壁に取り付けられた椅子があり、ここでシャワーを浴びることもできますし、着替えも可能です。

そのままバスタブに移ることが出来、シャワーも届きやすいところに取り付けられています。

この椅子の横が便座です。
(上写真)最初の部屋のバスルームの段差。約15センチほどありました。ドアも狭いので入りにくいです。

飛鳥Uにはハンディキャップルームが「Cスイート」に2室、「Fステート」に2室用意されています。

しかも、他の同じランクの部屋と料金は同じです。

今回も車椅子に乗られた高齢の方を何人か見かけました。

体の不自由な家族が家庭にいるから、なかなか旅行に出かけられないと感じていらっしゃる方も多いですよね。

でもこの船なら大丈夫です。クルーも多いのでたいていの場合、出来ないこと、大変なことはサポートしてくれます。

私もこの部屋を使わせていただきましたので、その後の3日間は安心して行動できました。

洗面台は下に収納がありませんので車椅子がはいりやすくなっています。

部屋にもドライヤーがありますが、壁に取り付けられたドライヤーも手の届くところにあり使えます。

タオルも低い位置にかけてあります。





  



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