眼鏡橋暮景

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≪眼鏡橋暮景(諫早市)≫

 静かに諌早市民の暮らしの中に溶け込んでいる本明川。昭和32年7月25日、街は荒れ狂う濁流に一夜にして呑み込まれ、630名の尊い命が流されました。あれから半世紀、毎年灯される万灯。何時の時代も人々と共に生きてきた本明川。時には猛威を振るい人々から愛する者を奪ったこともありました。耳に届く穏やかなせせらぎは、心を癒してもくれました。清らかな流れに魚たちは身をまかせ、鳥たちは歌います。長崎の眼鏡橋とはまた違った光景です。