尾瀬散策
齋藤 裕 さん
尾瀬に行ってきました
コロナ感染も治まってきたし外出自粛に辟易していたの
で、
尾瀬に水芭蕉と三条の滝を見に出かけました。
尾瀬は
毎年数回訪ねていますが、今年は今回が初回。
<6月15日>
昨夜22時新宿発の高速バスで終点の尾瀬沼
への登山口"大清水"へ。朝の4時ごろ到着。
乗客は4人いたがここで下車したのは私一
人。外はまだ真っ暗で雨。土産物兼食堂の建
物の軒下で雨具を着、リュックにカバーをか
けるなど雨対策。体をほぐしながら夜の明け
るのを待って、尾瀬沼に向かって出発。4時
間後小屋に到着。
途中水芭蕉や春のきれいな
花が出迎えてくれました。
ほとんど人に合わず。小屋に荷物を預け散策に出かけた際、
木道を下っていた時足を滑らせすってんこ
ろりと転び、お尻の左側を強打。しばし動けず。「高齢者男性、また単独登山で遭難・・・」などと発
表されるのだけは避けようと、目的地をあきらめびっこをひきながら小屋に戻りました。
<6月16日>
7時前に尾瀬沼を出発。湖岸を歩き沼尻を通って、森の中
に入り尾瀬ヶ原の東端にあたる"見晴"の小屋に10時頃到
着。
小休止して三条の滝へ。
1時間半ほど歩いて雪解け水と前
日の雨でいつにもまして水量が豊富になった勇壮な滝を見
ることができました。
左側のお尻と腰の痛みは相変わらずとれず、昨日同様にス
プレー式消炎剤をたっぷりふりかけた。宿泊客は私一人。
三条の滝
至仏山と水芭蕉
山の鼻"に近づいた場所の水芭蕉
<6月17日>
7時少し前に小屋を出発し
"山の鼻"
へ。カレ
ンダーやポスターなどでよく見かける「
至仏
山と水芭蕉」
の絶景ポイントは、花の時期が
過ぎていたうえに天気も曇でもう一つ。それ
でも"山の鼻"に近づくにしたがって水芭蕉が
たくさん咲いていました。
"山の鼻"を通って
"鳩待峠"
へ。ここからは歩
いていると体が自然に左に寄っていく状態で
何度か木道をはずしそうになった。
痛みのせ
いか左足に力が入らない。
11時ごろ何とか
無事"鳩待峠"に到着。
ここから小型バスで東京行の高速バスが出る
"尾瀬戸倉"へ。バス停近くの温泉で疲れをい
やし、食堂に行きビールで安着を祝し、山菜
そばでお腹を満たしました。13時30分の
バスで新宿へ。乗客は3人、17時過ぎに新
宿のバスタに到着。
尾瀬ヶ原はやはり鳩待峠からが訪ねやすいので、たくさんのハイカーに会いました。
東京から来た中学生の一行、旅行会社主催のグループ、高齢者、日本に住む外国人一行等々。小屋以外
ではマスクなしで過ごせたのでいい気分転換になりました。
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