1、ルーブル美術館 Musse du Louvre |
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海外視察で一番多く訪れた都市はパリで23回になる。美術館といえば、まずはパリのルーブル美術館と言
えるであろう。1978年初めてパリに行った時に「モナ・リザ」に逢いに行った。
当時は今のように展示も防弾ガラスケースに入っておらず自由に観賞できたものだ。
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ともかく館内は広く展示点数も膨大で古代オリエントから
18世紀までのコレクション3万5千点が展示されており
1日ががりの観覧であった。
現在所蔵総数は30万点以上とのことである。
空いてる時間帯はないので、じっくり観賞するなら朝一番で
出かけた方が良い。
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スペイン生まれの画家サルヴァトーレ・ダリは1920年代の終わりにモンマルトルの住民になった。この丘に
建つ小さくてユニークな美術館は入り口から階段を降りるとダリの声が聞こえてくる。展示作品も手の届く位
置に有り、ダリ独特の幻想的な世界へ引き込まれる。私の大好きな美術館のひとつでもある。
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3、装飾芸術美術館 Musee des Arts Decoratifs |
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ルーブル宮の一角に構え、装飾芸術全般のコレクションを展示する美術館。2018年には「JAPON」日本展を
開催。歴史的工芸品やポスター、着物に至るまで数多くを展示。フランスでは日本の芸術文化に興味高い人
が多い。海外を通して日本を見ると今までとは違って見えてくる。世界中の広告ポスターなど広告資料を10
万点所蔵。多くの企画展が開催されている。
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セーヌ河岸に建つ1900年に鉄道の終着駅として建てられた駅舎をそのまま利用した美術館。大きな吹き抜
けが開放感に満ち、自然光などで作品本来の色合いが再現されている。ドラクロア、ミレー、ゴッホ、モネ、マ
ネ、ルノアールなど見逃せない作品が多く展示されている。ルーブル美術館ほど大きくなく、居心地の良い美
術館である。上層階のテラスからのセーヌ河越しのパリの街も見渡せる。
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5、オランジェリー美術館 Musee de l’Orangerie |
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モネの晩年の傑作「睡蓮 Nympheas」で有名な美術館。「睡蓮」の作品は楕円形の大広間の壁全体にワイド
に展示され天井から柔らかな自然光が降り注いでいて、ゆっくりと鑑賞が可能である。
モネのファンにはたまらない美術館である。それ以外にも、19世紀末から20世紀初頭の印象派からエコー
ル・ド・パリの近代絵画、ルノアール、セザンヌ、マティスなどが展示されている。
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6、国立近代美術館/ポンピドゥー・センター
Musee National d’Art Moderne
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ポンピドゥー・センターは1977年に建築家レンゾ・ピアノらの設計で建てられ、当時デザインが 斬新すぎて
パリの美観を損ねるとの批判があった。その建物の5,6階に国立近代美術館がある。
ピカソ、カンデンスキー、マティス、ダリ、モンドリアン、ウォーホル、藤田嗣治など10万点以 上の作品を所
蔵している。世界的にもニューヨーク近代美術館(MoMA)に次いで第二の規模で ある。横の広場にはジャ
ン・ティンゲリーなどの楽しい彫刻作品などが置かれた池がある。
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7、ピカソ美術館 Musee Picasso - Hotel Sale |
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パリ3区にある美術館の建物は、もともと塩税徴収官の邸宅「サレ・塩の館」と呼ばれていた。
改修工事の後、1985年美術館は開館の運びとなった。「青の時代」と呼ばれている初期の「自画像」から絵
画、彫刻、デッサン、陶器、版画ほか、直筆の書簡や写真など収蔵品は約5千点を所蔵している。私もピカソ
は大好きなので、半日たっぷり館内で過ごしました。
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それにしてもこの美術館の
みならず、フランス以外でも
多くのピカソの作品がある
のは驚きである。
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8、プティ・パレ(パリ市美術館)
Petit Palais-Musee des Beaux Art de la Ville de Paris
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1900年のパリ万博万国博覧会のために建てられた美術館。各種の企画展を開催し、2010年春に訪れた時
は『イブ・サンローラン展』を開催中であったが、残念ながらこの企画展は撮影禁止であった。展示室は自然
光が注ぎ、中庭は南国の木々とカフェなどもあり閉塞感を感じない優雅な空間である。
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9、ヨーロッパ写真美術館 Maison Europeenne de la Photographie
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個人に邸宅をを改装した館で、おもに第二次世界大戦後の現代写真がテーマでの、シーズンごとの企画展が
開催されている。ドキメンタリーや映像作品を流すシアタールームもある。表現方法は絵画のような手法だっ
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たり、映像だったり、社会
的な作品が多い。階段移
動が多いので、歩きやすい
靴で。
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10、フォンダシオン・ルイ・ヴィトン Fondation Louis Vuitton |
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ブーローニュの森に2014年10月のオープンしたルイ・ヴィトン財団美術館で世界的に著名な建築家フランク・
ゲーリーが設計を手掛けた。現代アートを広めることをコンセプトとしたミュージアムである。ガラスパネルで覆
われた外観は森の中で壮大な存在感を放っている。凱旋門近くの専用バス停からは小型の電気バスで10
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分程で運行している。2015年春に訪れた時は、日本から予約を入れて
訪れた。とても斬新で今までのパリの美術館とは大きく違う。
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